31歳で開業、大阪の社労士日記

大阪市淀川区西中島の小野社会保険労務士事務所です。社労士の真面目なお話は事務所ブログで。こっちのブログは気楽に書いてます。

本購入と少しまじめな話。熱中症対策について。

社労士業務に使用する専門書はたくさん持っています。


労基法のなんとか・・・


派遣法のなんとか・・・


有期労働契約のなんとか・・・


ただ、この社労士業務、一つの問題に対して、いろんな他の法律との絡みを考えなければならないケースが多くあります。


ところが、そんな本ってあんまりないんですよね。


でも、世の中便利なものもあります。


それがコレ↓↓
IMG_0414.jpg


そう、受験生用の本です(笑)


開業社労士がこれを持ってていいのか??という思いもありますが、要点がよくまとまっているので、1冊持っておくととっても便利。


ただ、内容の「深さ」という点では物足りないので、使うシーンはちょっとした確認や横断的に考えたい時など限定的ですけどね。




それと、ここからは久しぶりに真面目な社労士業務の話。


最近暑い日も増えてきましたので、熱中症対策をそろそろ考えておきましょう。


どのように対策を立てたらよいか?という点ですが、職場における熱中症対策としては、下記の点について意識して考えることが重要とされています。


①作業環境管理について
→高温多湿な環境は熱中症を発症しやすくなります。作業場所の近くに涼しい休憩場所を確保できるようにしましょう。


②作業管理について
→熱への順化期間を設けるように努めるましょう。また、自覚症状の有無に関わらず、こまめに水分と塩分を摂取させましょう。


③健康管理について
→糖尿病や高血圧症などの疾患、睡眠不足や飲酒も熱中症の発症に影響を与える恐れがあります。日常の健康管理について指導を行いましょう。


④労働衛生教育について
→作業を管理する従業員には熱中症の症状や予防方法、救急措置の教育を行いましょう。


⑤救急措置について
→病院や診療所の連絡先を事前に把握、緊急連絡網を作成し、周知しておきましょう。


熱中症対策は夏本番を迎えてからでは間に合いません。


今の時期から進めていきましょう。
関連記事
コメント : 0

コメント